香川県高松市を拠点とする有限会社徳和ルーフ工業が手がけた、m様邸の屋根修繕工事の施工事例をご紹介いたします。
今回の工事では、破風板修理、ケラバ水切り新規工事、カラーベストはぐり及び復旧という複数の重要な修繕作業を実施いたしました。
昭和52年創業以来、38年以上にわたり香川県内で培ってきた確かな技術と経験を活かし、住まいの安全を守る屋根修繕工事を完遂いたしました。
破風板修理工事の重要性
破風板は屋根に取り付けられる重要な部材です。
雨風から屋根内部を守る役割を担っており、経年劣化により腐食や損傷が発生すると、建物全体に悪影響を及ぼします。
今回の工事では、既存の破風板の状態を詳細に調査し、劣化が進行している箇所を適切に修理いたしました。
破風板の修理を怠ると、雨水が屋根内部に侵入し、野地板や垂木といった構造材の腐食につながります。
そのため、早期発見と適切な修理が建物の寿命を延ばす上で非常に重要となります。
ケラバ水切り新規工事の施工
ケラバとは、屋根の端部を指します。
ケラバ水切りは、この部分から雨水が浸入するのを防ぐために設置される板金部材です。
今回の工事では、ケラバ水切りを新規に設置する工事を行いました。
適切な水切りの設置により、雨水を確実に排水し、屋根内部への浸水を防止することができます。
ケラバ水切りの施工には、正確な採寸と丁寧な加工技術が求められます。
有限会社徳和ルーフ工業では、長年の経験を持つ職人が、建物の形状に合わせて最適な水切りを加工し、確実に施工いたします。
防水性能を最大限に発揮させるため、重ね代や固定方法にも細心の注意を払って作業を進めました。
カラーベストはぐり工事について
カラーベストはぐりとは、既存のスレート屋根材であるカラーベストを一時的に取り外す作業です。
屋根の下地や防水シートの状態を確認したり、修理を行うために必要な工程となります。
今回の施工では、修繕が必要な箇所のカラーベストを慎重にはぐり、下地の状態を詳細に点検いたしました。
カラーベストは割れやすい材質であるため、はぐり作業には熟練の技術が必要です。
再利用可能な材料は丁寧に取り外し、損傷している部分については適切に対処いたしました。
下地調査と防水シート施工
カラーベストをはぐった後、屋根下地の状態を入念に確認いたしました。
野地板の腐食や損傷がないか、垂木の状態は良好かなど、構造的な安全性を確保するための点検を実施しました。
施工写真からも確認できるように、下地調査の際には野地板が露出した状態となります。
この段階で防水シートの施工を適切に行うことが、雨漏り防止の要となります。
今回の工事では、高品質な防水シートを使用し、重ね代や固定方法にこだわった丁寧な施工を行いました。
防水シートは屋根の二次防水として機能し、万が一カラーベストから雨水が浸入した場合でも、建物内部への浸水を防ぐ重要な役割を果たします。
カラーベスト復旧工事の施工
下地の修理と防水シートの施工が完了した後、カラーベストの復旧工事を行いました。
取り外したカラーベストのうち、再利用可能なものは丁寧に復旧し、損傷が激しいものについては新しい材料に交換いたしました。
カラーベストの復旧には、正確な位置合わせと適切な固定が求められます。
一枚一枚を水平に揃え、釘やビスで確実に固定していきます。
固定が不十分だと、強風時に屋根材が飛散する危険性があるため、細心の注意を払って作業を進めました。
また、カラーベスト同士の重ね代も適切に確保し、雨水の浸入を防ぐ構造としております。
金属屋根材と雨樋工事の専門技術
有限会社徳和ルーフ工業は、瓦屋根や金属屋根の施工を得意としております。
特にガルバリウム鋼板などの金属屋根材は、軽量で耐久性に優れ、地震に強いという特徴があります。
今回の工事では、ケラバ水切りなどの板金工事において、長年培ってきた板金加工技術を活かしました。
雨樋工事についても豊富な経験を持ち、ステンレスや銅、ガルバリウムなど、様々な材質の雨樋に対応しております。
雨樋は屋根から流れる雨水を適切に排水するための重要な設備です。
詰まりや破損があると、雨水が外壁を伝って建物内部に浸入する原因となります。
屋根修繕工事における安全管理
屋根工事は高所作業であり、安全管理が最も重要な課題となります。
有限会社徳和ルーフ工業では、作業員の安全を最優先に考え、適切な安全装備と足場の設置を徹底しております。
施工写真からも分かるように、屋根上での作業では慎重な動作が求められます。
工具や材料の落下防止にも細心の注意を払い、近隣への配慮も欠かしません。
また、天候の急変にも迅速に対応できる体制を整えており、雨天時には適切な養生を行って建物を保護いたします。
香川県高松市エリアでの施工実績
有限会社徳和ルーフ工業は、香川県高松市を中心に、長年にわたり地域の皆様の住まいを守ってまいりました。
瀬戸内海に面した香川県は、潮風による塩害や台風の影響を受けやすい地域です。
そのため、屋根材や板金部材の劣化が進みやすく、定期的なメンテナンスが必要となります。
地域の気候特性を熟知した当社だからこそ、最適な修繕方法をご提案できます。
雨漏り修理から屋根の葺き替え、部分補修まで、幅広い屋根工事に対応しております。
屋根修繕のタイミングと重要性
屋根は建物を守る最も重要な部分であり、定期的な点検とメンテナンスが欠かせません。
カラーベスト屋根の場合、一般的に10年から15年程度で塗装のメンテナンスが必要となります。
また、台風や強風の後には、屋根材のずれや破損が発生していないか確認することをお勧めします。
天井にシミができた、雨漏りがする、屋根材が割れているなどの症状が見られた場合は、早急な対応が必要です。
放置すると被害が拡大し、修理費用も高額になってしまいます。
有限会社徳和ルーフ工業では、点検も実施しておりますので、お気軽にご相談ください。
m様邸の屋根修繕工事では、破風板修理、ケラバ水切り新規工事、カラーベストはぐり及び復旧という総合的な修繕を実施いたしました。
各工程において丁寧な作業を心がけ、長期にわたって安心して住み続けられる屋根を実現いたしました。
有限会社徳和ルーフ工業は、昭和52年創業以来、香川県高松市を中心に地域密着で屋根工事を手がけてまいりました。
雨漏り修理、屋根の葺き替え、部分補修、板金工事など、屋根に関することなら何でもお任せください。
確かな技術と豊富な経験で、お客様の大切な住まいを守ります。

























